・女性 51歳(利用開始時年齢)
・不安障がい(心療内科通院)
・ひきこもり歴 34年
・就労経験無し
40歳の頃に母が他界し、高齢の父親と二人暮らし。収入は父親のアルバイトだけで年金受給もないため、生活困窮状態でもあった。
主治医の勧めで当事業所の利用を開始するが、他人と話すことにも恐怖心を抱いていた。生活困窮脱却のために生活保護受給、グループホーム利用開始のサポートを当事業所で行い、生活面の安定を通所中に行う。約1年10か月、休まずに通所訓練に取組まれ、就職。現在は医療検査会社で、補助作業に就かれている。
社会慣習に未だ不安を抱えているため、終業後に当事業所へ継続して通われているが、アパートで一人暮らしされている。
父親は高齢で、病気がちになり収入がなくなってしまったため、当事業所から相談支援センター、市役所を通じて地域包括支援センターによって生活保護の受給開始と、デイサーヒスの利用につながり、安心できる生活を送っている。

本人の言葉
仕事の経験もなく、家族以外とほとんど話をすることも無く過ごしてきました。通院先の主治医に勧められて、最初はとてもイヤだったんですが見学に行きました。ひきこもりや、障がいがあったら仕事なんて出来ないと思っていましたが、自分に似たような人たちが頑張っていて、とてもビックリしました。
休みたいと思う日もありましたが、行けば笑って過ごせることが嬉しくて頑張って通いました。他の利用者さんや、いつも丁寧に接してくれる職員さんに励まされてばかりでした。
実際の企業さんへ、初めて実習という形で仕事に行きました。今までに無いくらい緊張しましたが、職員さんが一緒に来てくれて、心強かったです。実習をしてみて、人の役に立つことや、「ありがとう」と言われることがとても嬉しかったです。就職もできましたが、まだ不安を感じる日も多くあります。
でも、そんな時はすぐにライフ・ワークの職員さんと話をして元気をもらってます。いつも、ありがとうございます。


担当職員より
きまじめに考えるのが、良い所でもあり、ご本人が苦しむ原因でもありました。話し方や、服装などの基本的な社会常識から、休日や帰宅後の楽しくなる過ごし方などをご本人と一緒に探すこともしました。
就職先の職場の方々からは、「まじめに働いてくれる」「ミスが少ない」「仕事が丁寧」と良い評価を頂いておりますが、それでもご本人は常に不安を抱えてしまいます。本人は話をすることで気持ちが落ち着くので、事業所用携帯電話がつながるようにしています。仕事と生活が安定して長く続くように、引き続きサポートします。

049-265-7641(平日9:00-17:30)